+人の業+
何もない中
一人たたずみ
真っ黒 真っ白
意識が遠のいてゆく
自分を見失う
苦しい
この空疎な感情は
何から求めたんじゃない
誰かから求めたんじゃない
傷つきなくないから避けてきた
でも 求めずにはいられない
傷つくことがわかっているのに
だから
だからこそ
人の目が恐い
あの目が……